標準を読む、第56回、紅茶黒茶

Teamediaさん主催による、標準を読むの第56回、紅茶黒茶の会に参加してきました。

ひゃ〜っ、今回も盛りだくさんな内容で素人には贅沢なかなか難しく取りこぼしも多いのですが、自分の整理用の為に書いておこうと思います。

紅茶

それまで輸出中心で伸びていた中国紅茶が、国際市場での競争の影響等により、1990年代から下降に転じました。

それが2011年から、今度は国内需要の増加を機に再び伸び始めました。

現在中国国内では中国紅茶ブームがおこりつつあり、新しいタイプの中国紅茶が次に生み出されています。

紅茶の種類としては、紅砕茶揉、切などの加工で顆粒や破片の形をしている製品、工夫紅茶揉捻などの加工で製造された条形の製品、小種紅茶揉捻加工などをしたあと、松の煙で燻製した製品に分けられます。

その中でも大葉種紅茶と濃くて、強くて、鮮烈な印象を持つ、中小葉種紅茶高級緑茶産地産もあり、苦渋みが少なめな中国人好みの紅茶とがあります。

この日用意していただいた紅茶は、6種、?紅金針、正山小種、九曲紅梅、祁門毫芽、祁紅香螺、金駿眉。

この中で最も私的おお〜な印象だったのは、甘い香りとお味が秀逸な、祁紅香螺。

新しいタイプのキーマン茶です。

もう片方の芽ばかりで作られた祁門毫芽よりも茎が含まれている分、そのキーマン特有の蜜糖香が強めでした。

この中では抜群にお上等なうえに繊細で上品な金駿眉よりも、さらに私の好みだったのです。;A

お高いものが必ずしも万人の好みに合うわけではないという典型かと。

紅茶と定義されるお茶は、芽や葉や茎を使い、萎凋、揉捻、発酵微生物発酵ではない、乾燥させて作られます。

松の燻煙でいぶしたり、葉を細かく切断したり、日光での萎凋をするなどした子細な違いはありますが、従来言われていたように酸化発酵度の違いで紅茶に分類されるわけではない。

ダージリンの1Fなど低めの発酵度のものでも、紅茶の作り方をされていれば、それは紅茶の分類にはいります。ここ重要。

黒茶

黒茶は雲南省のプーアール熟茶や生茶だけでなく、湖南省の安化黒茶や、四川省の蔵茶、江西省の六堡茶、日本では販売されていない湖北省のお茶などもあります。

中国茶の中での黒茶の生産量は10ほどとされていますが、分類上緑茶に入れられている黒茶があり、正確な生産量にあいまいなところがあるそうです。

今日用意していただいた黒茶は、プーアール熟茶、茯磚茶、黒磚茶、六堡茶、プーアール生茶、安化黒茶。

写真が途切れております、すみません。

茯磚茶は多くがチベットへと輸出されている、蔵茶とも呼ばれているお茶です。

お茶の栽培できない高地への少数民族対策として使われている国策茶です。

なにしろ製法は2級国家機密だそうで。(;Aこの上の1級は、軍事機密等になります。どんだけ〜。

茎がざっくざくに入っているお茶お茶全量の4分の1までは茎でもいいそうですなので、後口が甘い、甘い〜。(

黒磚茶は、松の木でいぶされているので、ちょっと煙臭さがあります。

六堡茶は、さらっとして飲みやすさのある黒茶でした。

これらをがぶ飲みしているうちに、私の腸はごろごろが大変激しくなりました。

後口も素晴らしい甘味が、長く、長〜くそれこそ何時間も続いて、大変満足でございました。

ひょっとしたら、単体のお茶の効果というよりも、相乗効果なのかもしれませんが。

甘味というものは不思議です。

今回普段よりも強めの甘味に遭遇したせいなのか、気が付いたことがありました。

甘味って、お味の甘味と、香りの甘味があるみたい。。。。

舌を上顎と上の歯頚につけた状態で、鼻から徐に息を吸って、そろそろと鼻から吐いていくと、口腔内の体積がかなり少な目な状態甘味が増します!

これは香りの甘味のように思います。

また、口からすすりこむように息を吸って、鼻からゆっくり細〜く吐いていくと、これもまた甘味が増します!

この時は口腔内の体積はやや大きめになりますが、こちらは味わいとしての甘味に感じました。

香りとして感じる甘味の方が、お味として感じる甘味よりも強く感じたようでした。

。。。。なんだか瞑想時の呼吸法に似ているような。。。

黒茶とは、生葉を原料とし、殺青、揉捻、握堆あくたい、乾燥などの加工技術を経ることによって、生産されたお茶のこと。

その特徴は、なんといっても握堆!一定の温湿度の中で茶葉を積み上げ、その内容物質を緩慢に変化させたもの。

実は微生物のあるなしは、現在の標準ではまとまっていないそうです。

ここで、私の長年の疑問だった、月光白は、白茶か黒茶か?に、ピリオドが打たれました。この講座では第1回からず〜っと、お茶の分類は製法の違いですよ。と教えて頂いていたのに〜

雲南省で作られる月光白は、白茶として売られているものが多いのですが、お店によってはプーアール茶と表記しているものもあるのです。

薫りも白茶っぽいものが多い中、プーアールに近いものもあります。

白茶は揉捻の過程のないものが多い中、月光白は揉捻して作る場合もあるそうです。。。。などなどで。。。

どっちなんだろう?とずっと釈然としない気持ちがしておりましたが。

月光白は、握堆の過程がないお茶なので、白茶です。

確かに、握堆して作る月光白はないでしょうね。。。あったらもうそれは月光白とは呼べないくらい、お味も香りも違っていそうです。

素人の私には、この部分が一番インパクトのある講座でした。低次元な理解ですみません。

この日、お口にもアタマにも、たいっへん御ご馳走様でございました〜〜。